どくはく

思いつくままに雑記を書き綴るブログです。

サミットの建物3日間の使用で31億円とか批判が集まっているけど下手に維持されるより良くない?

今日は時事ネタ。

先日の伊勢志摩サミット。

サミットの結果はともかくとして、サミットで使用された国際メディアセンターの別館が仮設だったため3日間しか使用せず、建設費28億円+解体費3億円かかったとして、ネットを中心に批判が集まっているとか。

www.buzzfeed.com

確かに予算としては決して少なくないとは思いますが、そこまで責められることなのかなぁ。


批判の理由

この31億円にはいろんな側面からの批判が集まっていると仮定して、ちょっとその理由を想像してみた。

・わずか3日間しか使用しないのに31億円はもったいない。

確かに表面上はそう見えるけど、実際にこの施設を別な目的に転用するためには、仮設で済まされた部分をしっかりとした作りにしなければならないし、使用する目的に合わせて改装も必要。

更にいえば、その後の維持管理費も必要になる。

しかも、転用後の施設の利用度が低ければ、無駄な公共事業としてニュースバラエティのネタにしかならないわけで、こういう意味で批判しているなら的外れだと思う。

・同じ31億円なら、もっと有意義な目的に使える。

熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の復旧に必要な費用や、JR九州がつくった豪華列車「ななつ星」の製作費とほぼ同額だ。場所によっては、病院をひとつ建てることもできる。

この記事のなかでは、まだ冷静に31億円があれば何ができるのかを提示しただけだが、テレビのニュース報道ではあたかもそっちに使ったほうがはるかに有意義という、ミスリードが行われている。

実際には、施設の目的なども触れてはいるのだが、「ムダ」ということをことさら強調したいだけという風に私には聞こえた。

いや、有意義ではあるけど、サミットがあるという事実を全く無視した無意味なものである。

・そもそも、国際メディアセンターに別館が必要だった?

このメディアセンター自体が、華美な施設ではなかっのか?規模は適切だったのか?ここについてはもっと議論されてもいいと思う。

「サミット期間中は、会見の取材をしたり、記事を書いたり。ご飯は食べるけれど、展示をゆっくり見る暇はなかったし、見学スペースに立ち寄る人はそれほど多くなかった」

これは、記者の主観だったとしても、この規模のおもてなしが必要だったかはきちんと精査すべき事項だと思う。

確かに他国開催のサミットからかなり見劣りするようなおもてなしは論外だとしても、どうしても、見栄からかなりの金銭を支出するというのは考えられない話ではない。

むしろ、予算段階から過剰ではなかったのかという疑念が付きまとう。

このことに関しては、政治が国民から全く信用されていないという問題に尽きる。

話しは少し脱線するが、舛添要一都知事の疑惑に代表されるように、私自身も支出の使い道及び額については全く信用できない。

だから、国際メディアセンターのような国民生活から離れた得体のしれないモノには、余計に疑念が及ぶのだろう。


まとめ

私的には、変な公共施設が濫造されるよりは、短期間で31億円がかかったとしてもその事業目的を達成していれば問題ないと考えている。

ただ、その31億円及びサミット関連費用全体が適切かどうかについては別議論。

むしろ、現在の予算決算の仕組み自体が、情報公開制度があっても実際にチェックするのが難しくなっているのが事実。

更に、その額が適切かどうかについては、それぞれの主観にゆだねられている部分も大いにあり難しい。

まあ、結局この問題って、『3日間の使用で31億円をドブに捨てた』とセンセーショナルに報道したかった単なるメディアの煽り記事だった。ということかな。

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