どくはく

思いつくままに雑記を書き綴るブログです。

新卒者のフリーランス論~フリーランスとともに仕事をするリーマンからの視点

定期的に盛り上がる、新卒学生のフリーランス論。

今回は、「【就活失敗】40社受けて内定ゼロのぼくはフリーランスで生きていく」この記事が発端ですね。

www.iwata09.com

この記事自体も、700オーバーのブコメがついて賛否両論のコメントであふれかえっています。

また、色々なブロガーがそれぞれ自分のフィールドで記事を書いていますね。

私からも、実体験に基づいて新卒学生のフリーランス論に言及していきたいと思います。


私の就職活動

超絶ぬるかった新卒時の就活事情

私の場合は、新卒の時はほとんど就職活動に苦労することはありませんでした。

それでも、エントリーシートを送ったのは5社程度かな。

実際、面接まで行ったのは3社で、2社は最終面接までいって、うち1社から無事内定をもらいました。

とはいえ、実際は諸般の事情から、その会社を辞退して、別の就職口についたわけですが。

それが、約15年位前の出来事。

当時の私は、就職なんてイージーモードぐらいに思っていましたね。

鬼のようにつらかった再就職活動

それから、紆余曲折をへて、一度レールからドロップアウトしてしまった私は昨年の夏から冬にかけて再び就職活動するわけですが、

これが、とてつもなくハードモードw。

年齢の壁。そして、これまでの経歴の壁。大きく立ちはだかりました。

マイナビリクナビで応募しても書類ではねられ、お祈りされる毎日。

書類だけで言えば、30社には送りましたね。

それで、面接まで行ったのが7社。

何とか昨年末に就職を勝ち取り、現在の職場に就職できたわけですが、新卒時に感じていたこととは違い苦労しましたね。

それ故に、40社に落ちるというのは並大抵のしんどさではないかと推測できます。

だから、就職とは違う別の方法で社会に出ていこうと模索すること自体は悪いことではないとは思います。

フリーランスは甘くない

私の職場とフリーランス

ただ、フリーランスはそんなに甘いものではないです。

何も根拠がないわけではありません。ここからは、仕事上のお付き合いのある何人かのフリーランスと一緒に仕事をしてみて感じたことを書き残します。

詳しくは書けませんが、イベント系の会社のコーディネーターを担当しているので、そのイベントの専門的なことは、ほとんどが外注に出しています。

色々な会社と契約し、来てもらうわけですが、その人たちの半分くらいは、普段フリーランスとして働いていて、イベント等で声がかかるとその会社を通じて、うちの事業をお手伝いしてもらっているわけです。

会社組織には属してないモノの、業務委託契約という形で契約したうえで派遣されてくるわけ。高度な専門性を持った派遣社員といったところでしょうか。

窮地に立たされることも予測でされる業務内容

私とお付き合いのある、フリーランスの人のほとんどがこの形態で働いているわけですが、完全に個人事業主としてわが社のお仕事をお手伝いいただいている方もいます。

その人は、システム系の人なのですが、私はその人に非常に信頼を置いていてうちの会社のやり方も熟知しているし、ある意味、社会人の先輩として慕っています。

わが社とお付き合いするきっかけについては、いろいろあったみたいで、まあ、社長と昔から懇意にしているという側面もあります。

ただ、難しいのは、そのフリーランスの人が一つ仕事をしくじる(仕事内容・請求金額・アフターフォロー等)と、一気に「彼(彼女)じゃなくても、別な人探せばいいんじゃね」っていう空気になること。

ここら辺の感覚は、マジでシビアですよ。

結局、仕事を回すときも、社内でできるかどうかを十分に検討し、今社内では厳しいとなったとき、多少金額が張ったとしてもそのフリーランスの方に外注に出した方が効率的だと踏んで、仕事を発注するわけで、十分なクオリティで帰ってこなかったとしたら、それはもう大変です。

一発で信用を失って、仕事を回さなくなります。

まあ、わが社だけの仕事で生活を回しているわけではないでしょうから、うちの仕事を切られたって、すぐにピンチになることはないのかもしれませんが、大きな痛手になることは間違いない。

これが、フリーランスの怖さです。

雇用契約書を結ばない代わりに、フリーランスの人はその腕と、信用という2枚看板を背負って、業務委託するわけですが、その契約の脆弱さは、サラリーマンの比ではありません。

きっと、これは、ライターやプロブロガーという業種でも、大きく変わることはないんじゃないでしょうか。


だから、私は声を大にして言いたい。

フリーランスになるのは、腕と信用を勝ち得るだけの人間関係が必要。

それがないならば、ニートとさほど変わりませんよ。

最後に

最近、いろんな人が卒業後のビジョンをフリーランスというたびに、今の話を思い出します。

きっと、何の戦略もなしにフリーランスって言ってはいないと思いますが、いい大人が、安易にフリーランス賛成派に回って田舎なら生活コストも安いとか触れ回っていると、本当にプリ―ランスになろうとしている若者のことを真剣に考えてないなぁって思ってしまいますw。

確かに、生活コストは削減できても、フリーランスで闘うならそれ以上に条件が厳しくなると思いますよほんと。

大体、どの分野で闘うかによるけで、顧客の絶対数がいないですからね。

ただ、フリーランスを選択肢の一つとして考えることには賛成です。

それによって、見えてくるものもあるでしょう。

比較したけったリーマンがいいってこともあるかもしれないし、むしろ、フリーランスになったほうが稼げるってこともあるかもしれません。

フリーランス目指す人は良く考えてみてくださいね。

追記

フリーランスっていうから、フワフワしているように聞こえるけど、新卒で個人事業主としてやっていくんだ!といえば、言っている方も聞いている方も現実感が出るような気がする。

むしろ、個人事業主として起業するなら学生時代から始めても何の問題もないわけで、フリーランスってごまかすより、いいような気がするのは私だけだろうか?

なんて思ったり。

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